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君が
好きなときに
好きといえなかったように
今から終わるよ
なんて
前もっていえないんだ
だから
いえばよかったって
後悔なんてしないように
月の結晶を焚き染めて
舞い散らす白妙の名妓
銀の河の光に愛でられて
蒼い星の手毬を転がそう
流星で紡いだ絹の擦れ音は
この瞬きの何光年か後に
あの星へ届けよう
醜いことを隠そうとした
それさえも醜かった
隠すのをやめた
とたんに
それは溢れ
逃げ
どこまでも飛ぶ
隠せるはずもなかったのだ
空を飛べない私たちには
あの時ふと滲んだ心は
自信がなくて
ぽとり落として
流した
捨てたわけじゃなくて
乾いて
空気になって
僕のそばにずっといたんだね
雨になって
また僕のところにもどってきた
僕はそれをのみこんだ