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辻村深月「本日は大安なり」
大安吉日に結婚式を行う4組のカップルと、それを支えるウエディングプランナーの物語。水面下で繰り広げられる企みや、複雑な人間模様。後半にかけて歯車は噛み合い、物語が加速していく様が読んでいて心地よい。清々しい読後感で温かいラストに思わずほろりとしました。
中島桃果子「魔女と金魚」占い事務所を営む25歳の魔女の恋愛を中心にした物語。ファンタジーな魔法に、浮気調査や失せ物探しなど現実的な依頼、そして上手くいかない恋人との関係…。詩的な表現がしっくりくる不思議な世界観に魅了されました。