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落ち葉を踏んで、ゆっくり蔵馬は歩いた。
橙を濃くしたような空が、飛影の黒衣を一瞬染めた。
ぎゅ、と飛影の手を握ったその顔が、薄桃色に染まった。
「魔界の空も、きれいだね」
言う蔵馬の瞳のほうが、きれいだと飛影は言いかけた。
#飛蔵
また
クリアファイル買うの?
使えるもの
買うって言って
使ったの見たことないよ!
と
突っ込まれた。
仕方ないじゃん。
アトリエの攻略サイトを印刷したのを入れるのに使う。
(画像は撮影可の)
#飛蔵
眠る蔵馬の唇を、飛影はなぞった。柔らかさに、じわじわと広がる甘さを、認めた。…好きだ。自分はこいつが好きだ。
武術会から戻った夜、飛影は蔵馬を激しく出した。ただ、抱きしめるように噛みしめるように。
心配…かけてごめんと蔵馬は言った。
聞きたくなくて、飛影は蔵馬の唇を塞いだ。
#コエ蔵
蔵馬の
髪が蛍の煌めきに一瞬染まった。
黒髪に光が刺したようで…。黒髪をかき抱いて、コエンマは唇を重ねた。
見上げるコエンマの顔が…切なくて、指の柔らかさに、蔵馬は一瞬苦しくなった。
言葉にしない色々な想いをこの指に秘めている…。