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1枚目:加工で彩度を下げたもの
2枚目:光に投稿したもの(無加工)
こう見ると、なかなかモノクロっぽい仕上がりにはなってるかも!今日の投稿、どっちも彩度低め🐻❄️
深海魚たちは彼女を"月"と呼んだ。海底に本物の月光は届かない。鯨によれば、月とは世界を照らす光だという。暗闇の中の深海魚にとって、その心当たりは彼女以外になかった。ほとんど視力のない魚でも、彼女が通ればすぐに分かる。ゆっくりと砂の上を進みながら、海底の月は確かに世界を照らしていた。
二人は墓地で演奏会を開く。もう誰も訪れない村の外れの墓石の前で、丁寧に楽器の音を合わせ、たった一曲だけ披露する。十分もしないうちに終わってしまう演奏会だが、私はそれでも満足だった。あの二人が来ると思い出す、今日が私の命日だということを。あの子たちは「また来年」と言って帰っていく。