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DAY 6
『攻殻機動隊』
体を機械に置き換え、脳にはナノマシンを注入し常時ネット接続しているのが当たり前の世界。人とAIの境目はどこにあるのか?
「ネットは広大だわ」と言い残して姿を消す草薙素子。
ここまで斬新な未来像を提示した作品はそうはない。
#30DayFilmChallenge
『雨に唄えば』から連想するのはジーン・ケリーではなく、アレックス。
人間を罰ではなく、治療によって矯正する時代へ。そして最後は人を粛清する時代になったことを匂わせて終わる。心からの屑野郎アレックスも巨大な政治体制の前には紙屑のような存在でしかない。
#時計じかけのオレンジ
物語全体は『オペラ座の怪人』を下敷きに。そこにファントムを誘惑するメフィストフェレス、スワンが登場し『ファウスト』の様相を見せる。
ラストはビデオテープを用いて『ドリアングレイの肖像』で物語を締めくくる。文学的教養に満ちた作品である。
#ファントムオブパラダイス
第1話から第2話にかけてのスケールダウンが否めない。
「世界で生き残りは自分だけかもしれない」という圧倒的な恐怖が、家族が生きていることが分かった2話目で雲散霧消。
別々の場所にいた登場人物同士も実は知り合いだったと分かり、非常に小さい世界での物語に…
#ウォーキングデッド
限定空間の中で登場人物が命を落としていく。
第1作目は典型的なホラー映画の構造に則っている。
ホラーとアクションの絶妙な配分がこの映画の魅力なのであって、異星人プレデターを出しておけばいいというわけではない。
続編が不出来なのは、ここを勘違いしているからではないか。
#プレデター
母国で見つけられなかった居場所をアラブの砂漠に求める。
しかし戦いが進むにつれ、砂漠の国にすら居場所を失う。
自信を失い、異国でできた友も彼のもとを去って行く。
自分は破壊と混乱をもたらしただけなのか。
「故郷」と聞いたロレンスの虚無を称えた顔が忘れられない。
#アラビアのロレンス