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マーツの言ってる「協力者」とは「化け物」役をやる外部の人間のことだよね
つまりハロイーには町の「外」から来た「化け物」をもてなす伝統があるということだ
そして蛆は「外」から干渉してくる「化け物」なんだ
この祭りの伝統は「蛆に礼を惜しみなくするように」という意味だったのかもしれない
沿岸部の人々が殺されたのは自分たちのせいじゃないとバラムは言ってたけど、ペトロの責任を追及した論理で考えるなら、プロトアバドンを起動させて黒い犬を逃がして宣戦布告をしたことで、沿岸部で起きた純正メギドによる大量虐殺のお膳立てをした責任がソロモンにはあるということになるんだ
追放執行人が祭祀場に向かってきたとき、逃げることもできたのに戦ったのは「純正メギド」を倒して宣戦布告することで、メギドラルに「ソロモン王」が軍団を立ち上げたという認識をさせるためなんだ
つまりヴァイガルドには「脅威」が存在することを認識させようとしたわけだ
バルバトスは、この戦争は全てメギドラルによる侵略で、防衛のために戦う自分たちがいなくても街は襲われていたという説明をしたんだよね
だけど沿岸部の街が滅ぼされたのはソロモン王暗殺計画の陽動だったし、それが起きる前にソロモンはメギドラルへ行って軍団を立ち上げて宣戦布告してるんだ
だから王都の人々がソロモンを理解してくれたのは、ヴィータを犠牲にしたことなんて一度もありませんという「美化した」物語を聞かされたからで、自分たちの住む街に赤い月を墜としかねないような「リスクのある」人間だということを知った上で理解してくれたわけではないんだ
ソロモンは自分の「おいしい」という感覚を「間違いなく」正しいものだと思ってるんだよね
だから自分の「おいしい」を不味いと感じる人や、自分が「気持ち悪い」と感じるものが「おいしい」人もいるということが分かってないんだ