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今回、特に平田梨華さんの作品が興味深かった。
顔をはっきり描かない作品が多く登場する。絵で説明し過ぎないようにしているということだったが、そこはかとなく不穏な雰囲気がして目を引く。
高見澤峻介さんの個展「Screening Organon」@CASHI。蝋燭の炎と水冷の温度差による発電で小型コンピュータを起動させる作品の展示。技術の原初を見せる作品は技術の先端を使うHouxoQueさんの作品と対極的で、2人の展示が近くで同時期に開催されたことに象徴性が感じられた。本日から臨時閉廊。
今回の個展に出ているやましたあつこさんの最新作は絵具の色や使い方などがこれまでと違っていて、過去からの一段の飛躍を感じる。ドローイングの表現もこれまで以上のものがある。
ピエール=エリィ ド ピブラックさんの個展「In Situ」@ シャネル・ネクサス・ホール。
パリ・オペラ座を緻密に描写する大画面のカラー写真と、そこで活動するダンサーの姿・動きを捉えたモノクロ写真から構成された展示。
藍嘉比沙耶さんの作品、特に最新作は、昨日の芸術動画「キャラ絵様式の変遷」で出た線描の話や美術手帖の「映像研」の記事(以下のリンク)を思い出させ、極めて今日的な批評性を備えているという実感があった。
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池田幸穂さんの個展「透明のつぼみが弾ける音」@ GALLERY MoMo Ryougoku。柔らかい色を使った優しい絵画のように見えて、波や草のうねりなど不穏さも感じさせる。いい緊張感だ。