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【紅黑白鞘師似三部作】本画
顔と猫などをやりました。
猫の白さはもっと上げる予定です。今、粘土で作ったみたいになってますがw
顔は一番楽しいところに入ってます。私はこれをやるために生きてるようなもんです。
【紅黑白鞘師似三部作】本画
今朝は猫ばかり三時間。まだ、ゴッホの自画像みたいになってますが、だんだん柔らかく持っていきます。微妙な色と調子を出すのが大変。
今週から膠を柔軟膠に変えています。修復などに使う膠です。私は絵具の密度が増して来た時にこの膠に切り替えています。
【紅黑白鞘師似三部作】本画
ルイのお毛毛で退屈だったので、ちょっと早いけど青い宝石を入れました。こういうのが楽しい。
猫はまだ荒っぽいですが、今日はここまで。
【紅黑白鞘師似三部作】本画
バーっと発色してきました。絵具の粒子が詰まって来たのです。今までやってきた仕事が吹き出して来たかのよう。
ここから先は楽しいことしかありません。
【紅黑白鞘師似三部作】本画
昨日、初めて立ててみて出てきた課題のひとつが、人物とバックの一体感がないことでした。そこで、バックと人物を馴染ませる仕事をしました。
傾斜をつけたところに岩絵具を被せると流れる効果があります。マチエールを作る技法のひとつです。
【紅黑白鞘師似三部作】本画
朱を入れたり、緑青を入れたり、バックを汚したり。以前はこの仕事を代赭(茶色)でやったのですが、朱の方が良さそう。初めて立ててみました。立てると課題山積です。まだまだ先は長い。
下準備に一時間半。膠温めて胡粉作って朱を溶いて。その間はフランスバロックの笛聴いてた。今は何故かスターレスの気分で、指先と顔やる。
【紅黑白鞘師似三部作】本画
カタチが崩れてきたので、大下図を見ながら薄い青墨で修正しました。硯は硬い石で粒子を細かくすれるものです。ここから先は画材選びも慎重になります。