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「それなら、こう考えることはできるかしら?」
【河野早苗の推理】
停電する直前、空調の稼働音が聞こえた。もしかしたら食堂だけでなく、ブレーカーにつながっていると思われる全ての空調に稼働予約を入れて、わざと停電するように仕向けたのかもしれない。
「ぼくは、みんなと外に出たい。
ぼくはもう自分で自分のこれからを決めるし、自分の気持ちで兄さんと、みんなと、向き合うって決めたんだ。
だからぼくは、『卒業』する!
大好きなみんながいるならきっと、どこにいっても楽しいよね!」
「だらだら悪かった。
俺は【希望】を選ぶ。
平穏で幸せな幻と危険だけど幸せが掴める現実なら、俺は幸せが掴める現実を選ぶよ。
自分のために、みんなのために。
俺たちなら大丈夫。間違わない。間違ってもやり直していける。
そう、思わせてくれたのはみんなだ。(微笑む)」