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あまりにも忌々しい色をしている。僕はその色が大嫌いなんだ。君は人と接すれば接するほど、顕著に色を変えるんだ。染まりやすく、不安定で脆いのに、その色だけは決して褪せないんだ。皮肉だよね。僕はその色が大好きなんだ。
一見、とても繊細で壊れやすそうに見えるそれは恐ろしくなるほど美しくて、触るのも怖いんだ。遠くまで透かして見せるそれは、まるで消えることのない強い光のようなんだ。許されるなら、触れてもいいだろうか?その光を、俺にも与えて欲しいんだ。
君はこれを呪いと言った。まるで息の出来ない深海のようだ。光はどこまでも遠くて、とても手が届きそうもない、と。でも安心して。もし君がこの深い深い海の底へ行ってしまったら、俺はその瞳の光を追いかけて必ず助けるよ。