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ろりろり👘
休日だから撮影現場に来たきみ、さっそく遊ばれて着物着せられてた。泣きそうだったけど「先生に見せたらかわいいっていうかもよ」って言ったら、じっとして帯を巻かれてた。後からカメラマンさんが「双子?いいね、彼」って言ってきてぼくは誇らしい気持ちになった。そう、彼は良いのだ。
毎日体ろり#357
先生、どうしたの?ってきみ。きみの心臓がちゃんと動いてるか確認してるだけだよ、って言ったら、ぼく病気じゃないよ、って。知ってる、病気なのはぼくだから。頭を2回、ぽんぽんってしてくれた。目頭に力を込めた、今目を開くとぼくの薄汚れた涙がきみの清潔な胸を汚してしまうから。
毎日体ろり#356
口をね、くちびるを、ん、ぱってさせてこっち見たね。甘い香りがした。「バニラのにおい?」て、聞いたら、「わかんない、でもアイスクリームみたいなにおいがするよ」、って。きみが、無知で無頓着なところをぼくは愛している。だから、誰にも見せないでって思っている。お願い。
毎日体ろり#355
リップクリームをぬるきみ。唇が荒れて痛いからって。猫のポーチ、買ったの?て聞いたら、家にあった、って。なんかの付録かな?って。隠れて、体育館倉庫の端でぬってた。「なんか恥ずかしい」って笑ってた。ぼくはちょっとだけ、泣いた。
毎日体ろり#352
なつかない猫みたいなくせに、ごろごろのど鳴らすみたいに手を添えたらちょっと擦りつけるみたいにするきみ。ねぇ、誰にもしないでよね。やわらかいほっぺた、噛み千切りたいくらいのぼくの気持ちに見あっていてよね。