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「たるくん、今日もよろしくね!」 「…うん、こちらこそ」
「ずっと一緒にいてね!月吉」 「ああ」
「…この世は全く、狂っている。明白だ。狂った世で気が狂っていると言われるならば、気は確かであるということだ」
今日のメニューは三色ご飯とお味噌汁だ。なぎの分とおれの分を用意して、カトラリーを添えて配膳していく。
新しいシーツを広げて折り込み、重なりや膨らみをきっちりと均す。もうこの作業にも慣れたもので、数十秒もあれば完璧なベッドメイキングが完了するようになった。
車椅子に座らせた太陽に服を着せ、袖を通し、フードを被せる。日々の生活の全ての手伝いをすることは特に何も苦ではないし、難しいことでもなかった。
長い髪を傷めないように梳かして、内側へ丁寧に括っていく。…彼女が気に入っていた髪型だ。
無表情に、けれど穏やかな声で先生は言った。