saitojunさんのイラストまとめ

先日、山種美術館で横山大観展を見てきた。一緒に出ていた春草、観山、青邨、古径、靫彦などと比較すると恐らく大観はデッサン力では一番劣るのかもしれない。が、「作右衛門の家」や、この「喜撰山」など見ていると、画面の運動性ということに関してやはり特別であることが分かる。揺れているのだ。

アレクサンダー・カーノルトの静物画、か、かっこいい・・・。広島県立美術館のコレクション。まだ見たことない。いつか見に行こうと思いつつ。

イザベル・ユペールといえばシャブロル。なかでも「沈黙の女」はただ両者の才能にひれ伏すしかない超ド級の傑作。何故我々は映画に小説にすぐ動機を求めようとするのか。理路整然と行動と動機を結びつければ安心するのか。そこに描かれるひとつひとつを混乱と不安を抱えたまま受け入れることこそが、