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二人で
春の海街に
出かけた
夕日が二人を
照らすころ
心は
すさみぎみだった
哀れな
わたしの
貧しい心は
ささいなことが
許せない
帰ると
こうかいするに
きまっている
天使には
なれない
満開の河津桜
小さな心を
つつんでくれる
あなたの姿は
見えないけれど
いつもそばに
感じている
だけど
ちょとだけ
なみだぐむ
帰り道は
なんで、こんなに
長いのかな
明るい未来は
くるのかな
頑張れない
かもしれない
哀しみに似たものが
胸をみたす
いつも
キャピキャピな
親友だが
今日は
声にはりがなく
元気がない
なにがあったのか
聞いても
なんでもないと
答える
だけど
はしゃいでも
こころから
笑わない
せつなさを
感じとれた
そんな心を
優しく
包んで
あげたかった
こんど
あの人の
はなしをしようね
北風の音がすぎ
季節が
変わりはじめていた
おだやかな夕暮れ
記憶を
たどりながら
想いが
あふれてくる
郊外の
イルミネーション
色彩が
とてもきれいだった
すごく楽しくて
はしゃいでいた
優しい時間が
流れていき
繋いだ手の
ぬくもりが
あなたの想いを
伝えてくれていた
ひとりになると
あなたへの
想いが
ほんのりと
目をさまして
くる
やさしい
横顔と
寂しそうな
表情が
目に浮かび
微笑が
こぼれてくる
あなたの
爽やかさが
とても好きで
いとしさが
心を満たし
いのちが
輝いていく
降りやまぬ雨に
ながされながら
色彩豊かで
綺麗な 花を見ると
キラキラ輝く
水滴のひかりに
包まれて
ひとみのおくに
刻まれた想いが
ひろがる
ことばは
かわさずとも
想いは あたたかく
まじりあう
あなたのことを
真夜中に夢見る
あなた一人だけを
想っている
みつめられたとき
心に入り込んできた
声をかけられたときにはとりこになっていた
わけなんてない
あなた以外の人は目に入らない
まるでバカみたいね
でも愛してる
隣で運転している
あなたを見つめると
今までの恋は
偽物だって感じる
こんな気持ち初めて
今迄なかったものを
与えてくれたあなた
安心して
全てを委ねられる
だけど私が
こんなに刹那いなんて
何も知らない
あなたの横顔
初夏の並木道を
あなたと
寄り添って
いつまでも歩いた
愛しい時間が
ゆっくり流れて
繋いだ手が
私の刹那さを
受け入れてくれた
優しいあなたを抱きしめてあげたい
この想いが
あなたに
伝わるように
瞳をみつめる