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あくまで作画オタク的な観点からufotableの凄さを伝えたい、という事ならば『住めば都のコスモス荘』『まなびストレート』『ギョ』辺りに絞られるのでは無いでしょうか。
ザンボット3という作品では、敵側の残虐な作戦で人々が次々殺されますが、それを指揮するのはブッチャーのようなコメディリリーフのキャラクターなのです。これは作品を通して一貫しており、毎回ブッチャーのギャグシーンが挟まれます。
世の中には本当はアニメが好きでもないのにアニメライターを名乗る山師のようなライターが数多く存在しますが、前田久さんはその枠には括られない、アニメが本当に好きだから書いている数少ないライターの1人です。月刊アニメスタイル第4号の機動戦艦ナデシコ特集は前田さんの執筆によるものです。
アクション作画においても、松竹徳幸氏は過剰なツメタメアクションではなく抑揚を控えた身体的アクションを得意とするアニメーターです。
この本は「編:まんがタイムきらら」となっており、アニメーション作品を専門的に扱う人間の手による編集では無いことが示唆されています。アニメーターを軽んじる編集者の手にかかると、原画集はこのような無残な編集をされてしまうという実例です。