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ぼくが二番目につき合った娘に勧められた映画が、イーストウッドの『パーフェクト・ワールド』だった。ぼくは臆面もなくびしゃびしゃに泣いた。
彼女は在日韓国人だったけど、心の底から愛した。そして愛された。
だけど彼女の親に完全に拒絶されて別れてしまった。
追憶のスイッチ映画もあるのだ。
B級ホラーの定石。
神様が脳みそを入れ忘れた男女グループが向かっているリゾート地にアカルイミライはあるはずもなく『クライモリ』が待ち構えている。
一人二人と消えてゆき。
バババーン、奇形人間でござい。
近親相姦の果てに産まれたモンスター。
これマウンテンマンなるキャラは秀逸過ぎたぜ。
キューブリックの『時計仕掛けのオレンジ』を、令和の今観賞したとして、50年も前の映画だと言い当てられる人がどれだけいるだろう。
ベートーベンをパンクにキメるなんて感覚も、時代を超越したセンスだ。
いつの時代もキーワードとして少年犯罪があり、世間は振り回されるのであった。
思春期の頃なんて、ただひたすら歳上の女性に恋い焦がれた。
それは、よく行くスーパーのレジのお姉さんだったり、部活動の先輩だったり、はたまは女教師であったり。
トム・ハンクスの『ビッグ』は、童貞男子の夢物語だった。
背伸びばかりしてた頃の自分に捧げようか。
タイムパラドクスとして。
ロマン・ポランスキー監督、ジョニー・デップ主演の『ナインスゲート』は、古書探偵の冒険映画で、裏インディー・ジョーンズとも言える。
稀少本を愛する人にとっては夢のような物語となっていて、悪魔学というそれはそれは興味深いお話なのです。
魔女的にエマニュエル・セニエが美しかった。
ティム・バートン監督の『マーズ・アタック!』は持ち味の悪趣味がキラリと光る作品だ。
首チョンパからの犬人間なんて、永井豪の「バイオレンス・ジャック」か沼正三の「家畜人ヤプー」の世界観である。
とにもかくにも、キャストが無駄に豪華。
オチがくだらな過ぎて拍手喝采。
愛すべき馬鹿映画。
ボンクラな日々を過ごしていたら、世間は秋とかいう季節だ。
春より秋のほうが好みだな、なんて冬眠の準備にそわそわする。
熊さんの気持ちが判ってしまいクマったものだ。
バーボンロックで乱歩。
日本酒手酌で安吾。
ギムレットを舌で転がしながら村上春樹。
jazzがある。
今夜、すべてのバーで。
どうしたって、クラリスは″ジョディー・フォスター″じゃないといけない。
『羊たちの沈黙』で魅了しておきながら、続編には出ないなんてそんな殺生な。
サディストからもマゾヒストからも支持されたクラリス。
『ハンニバル』の脳みそディナーはジョディーが食すべきだった。
愛しのクラリス様ってば。