彼女が一歩踏み出した先には、虚ろな瞳で天を仰ぐ少女。
力のリミッターが外れたその腕は、綿でも裂くかのように彼女を貫いた。
―――空を斬る音。一瞬遅れて、鮮烈な血の色が彼の目に映り込む。
少年はハっとするが、間に合わない。
▼
▼情報が更新されました。
▼CHAPTER１:part１ 籠中の弱蟲 CLEAR！
『彼女ら』の歓喜を誘う、絶望が花がそこに咲いていた。
センシティブな内容を含むツイートです。
表示するにはログインして設定を変更してください。
