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毎年この時期になると「デビュー作が出て○年かあ」という気持ちになり自作を読み返するのだが、ゼファリオスというキャラ、何度読んでも本筋にほぼ関係ないのに「王様」「40歳」「酒豪」「素手最強」「裸族」「作中一の美少女(男)」と過剰に設定盛られていて作者のお気に入りだろ感すごいなあと思う
そういえば自分のデビュー作も含む三部作『英雄《竜殺し》の終焉』『英雄《竜殺し》の誕生』『白き帽子の放浪者』(中央公論新社 C★NOVELS fantasia刊)が近々絶版になるそうなので、興味ある方は今のうちに手に入れていただけると作者が感謝の念を飛ばしたりします。
なんか違和感があると思って検索してみたら掘子仙じゃなくて窟子仙だったけど俺はまちがってないから……あと初期から仲間にできるかわいいトカゲといえば幼龍仙だから……あいつマジ天使だから……
〝領域の絶対者〟シザ=リザ。太ももと脇と背中と胸の谷間が常に見えている圧倒的な肌色面積を誇る痴女。でも無自覚なので指摘されるとキレる。「へそも出せませんか」とイラストの人にいったら難しいといわれる事件が起きた。あと剣術とかもすごい。
〝完全無欠〟のエイザード。いつも赤いスーツを着て常に踊っているキザを意味を履き違えた人。イケメンとギャグと解説と魔法使いとその他諸々を一人でこなす有能すぎる人材でこのキャラがいないシーンを書くときに作者が困るという問題を発生させた
これが一巻ですね。正式名称は『マジック・シーヴズ・プロジェクト』。「なんでイニシャルでもタイトルに中黒入ってんだよ」問題には、作者的には英文ではなく一つ一つの単語で区切れているという気持ちなんですが、気にしないでいいです
「M・T・P2 魔都の終りとハーフボイルド・ワンダーカジノ」(著・戒能靖十郎 絵・一色箱)C★NOVELSより12/20発売。完結巻です。よろしくお願いいたします!(このイラストは一色さんからいただきした。ありがとうございます!)