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メドゥーサに関する文章でクリステヴァに次いで面白かったのは田中純によるドイツの週刊誌シュピーゲルの表紙にまつわる論考「トランプ/ネロ/ペルセウス──斬首された自由 」。アビ・ヴァールブルクの情念定型を援用し自由の女神の首を「意味作用の逆転された「メドゥーサの首」」とみなす。
田中純『過去に触れる』で引用されたパノフスキー夫婦がマックス・ベックマン『パンドラの匣』(画像2枚目)についての「原子爆弾の恐怖を最初は先取りし、次いで結局は記録したものになった」という記述を読んで『キッスで殺せ』を連想したところにこのRT。何だかシンクロニシティ。
『LAフード・ダイアリー』のなかで書かれあUSCの映画学部の客員研究員として所属したときの体験で、そのとき受け入れ客員になったのがリピット水田堯。『原子の光(影の光学)』が邦訳あり。三浦哲哉曰く「「荒木飛呂彦が描いたような」雰囲気の方である。」
『スティール・ボール・ラン』再読してたら以前はそうでもなかった11人の男たち戦がやたらと面白かった。それなりに西部劇を観てきたおかげか。あとこれ、『ペイルライダー』の保安官と助手たちが元ネタなのかな。