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【玄兎(くろと)】
里を焼き、人間から耳を奪い続けた素兎の成り果て。その漆黒の体は焼いた里の煤と、人間の恨み辛みにまみれている。フサフサの下にはあらゆる知識が溜め込まれており、その知識を用いた呪詛と、炎とで人間を殺める。多くの人間から耳を奪ってきたが、聞く耳は変わらず生えなかった https://t.co/OAsJlYiXb9
【素兎(しろと)】
耳を持たない虚ろな目をした兎の妖怪。文字通り聞く耳がないため、「やめろ」「素兎はだまっとれ」という制止の言葉は一切聞かない。集団になると、一つの里を燃やしてしまう力を持つが、一匹だと取るに足らない存在。華麗にスルーすれば呆気なく消えてしまう。
【土頭・頭鰐(どたま・てんわに)】
洞穴に住む二匹の獣人。肉体言語を好み、洞穴に迷い込んできた人間に、手当たり次第に戦いに挑んではたんこぶを作り続けていた。が、近年の動物愛護的視点により、戦う人間が減っていることに悲しんでいる。
彼らにとって戦いこそ正義、たんこぶの数こそ勲章なのだ
【滑蝓(かつゆ)】
やたらキラキラしたシャイニーな道を見つけたら、そこは滑蝓が通った後なので通ってはいけない。
滑蝓の通り道を歩くと、滑って転けるだけにとどまらず、笑い話はスベる、取引話は転ける、恋人に「つまらない人」と言われ振られるなどなど、兎にも角にも大変なことになるのだ。
【彩鳥(いろどり)】
やっとの思いで空を飛べた鳥の集合体の霊。
現れると空には虹の橋が架かると言われている。
非常に色移りしやすく、これに包まれると全身が目に痛い色になってしまう。
【御用犬】(ごようけん)
ある男はその夜友人と議論を交わしていた。
すると突然暗闇から赤い光が現れた。光の正体は犬のようなものだった。男の友人はそれに「御用だ御用だ」と物凄い速さで吠え立てられ、暗闇に消えてしまったきり行方がつかないと言う。以来それは「御用犬」と呼ばれ→