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妖怪同人誌『たまはがね』主宰。戯作者。山田の歴史を語る会同人。勝手に選ぶ妖怪アワード選考委員。『怪と幽』という雑誌で年に1回書評を執筆、著書『特撮に見えたる妖怪』、共著『列伝体 妖怪学前史』『広益体 妖怪普及史』。キン肉マン検定:76点 偏差値64(テリーマン)
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9月10日11日の境港の怪のイベント(前夜祭と怪フォーラム合わせの化け市化け座)には現地の化け狐おたねさんの人形を持っていきます。
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9月10日11日の境港の怪のイベント(前夜祭と怪フォーラム合わせの化け市化け座)に伝わりにくい玩具的な妖怪と写真以外には妖怪の木乃伊等をもっていきます。よろしくお願いいたします。

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9月10日11日の境港の怪のイベント(前夜祭と怪フォーラム合わせの化け市化け座)に境港の化け狐おたねさんも出します。境港駅からすぐ近くに祠もあります。

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中山五則は額から五円玉が落ちると同時にそれを蹴り上げ、「これは大変御利益のある仏ビームです。皆さんおめでとうございます」と言ってキャッチした。以来、五則は妖怪研究会で五円玉の人と呼ばれている。名前は覚えられていない。

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空気が冷えきったと言う表現が正鵠を射た瞬間だった。若いスーツ姿の男が額に五円玉をつけて仏像のようなポーズでゆっくり歩いている。皆唖然としている横で渋沢一二三だけが腹を抱えて笑っている。「中山くん、それ何度見ても最高」

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中山五則は緊張していた。渋沢一二三の命で妖怪研究会の新年会の余興をしなければならなくなったからだ。渋沢家への新年の挨拶で調子に乗ってやった余興が一二三の琴線に触れたのが運の尽きと腹を括って舞台袖で額に五円玉をつけた。

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今日も唐突に始まった。「痛絵馬ってさぁ」「あのアニメとかの絵を気合い入れて描いた絵馬ね」今野円の振りに応えてしまう口井章がいる。「あんな風に妖怪描いたら楽しいよねぇ」神様に妖怪? って以前に「あんた絵下手じゃん」

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日野寿は狼狽えた。「吉川先輩、勘弁してくださいよ」鉛筆を構えて吉川観保は「絵に描いたような風紀委員って感じで良いね。うちのことはいないもんだと思っていつも通りに」と言った。いつも通りだと注意しなきゃいけないんですが…

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