//=time() ?>
#SiO2序章 68.
くさかっち崩壊…!
晶は小説を読んでと頼まれ
素直な意見を述べただけにすぎないのだが
彼女にとっては自分も、作品も全否定されたような衝撃
とっさのことで正常な判断ができず
頭がまっしろになってしまう
今、彼女は目先の苦しみから逃れること以外
何も考えられなくなっている
#SiO2序章 67.
自身の知識を作品に活かすことはとても良い事
知識の多さ=表現の幅だからね
でもそれを読んだ人がどう感じるかはまた別の話
「僕は読めないけれど、好きに書けばいい」
晶からの意見はこれだけ
しかし彼女はショックのあまり
「ひどい事を言われた」と
受け取ってしまった……!
#SiO2序章 66.
珍しくちょっとおこなあきらくん
創作に関しては真面目にまともな意見を述べることもある
評価も読者もたくさん欲しいと言いながらも
読み手を選ぶ作品を書くくさかっち
彼女的には特殊性癖層に確実にウケるものを書き
確実な評価を得たいと狙ったものの
思ったほど伸びなかったのだ
#SiO2序章 65.
読み手の無教養を理由にしてしまった……(´・ω・`)
相性とタイミングが少し悪かっただけなのに
ふたりの価値観の共有が行われていない
晶は素直な感想を述べただけのつもりだが
くさかっちはどれだけショックを受けただろう(´・ω・`)
作品に対しての価値観はひとそれぞれ
#SiO2序章 63.
あきらくんの失態……
鼓舞するとは
大いに励まし奮い立たせること
しかし「鼓舞する」と聞いてすぐに
励ましてして欲しいのだと読み取れず
素直に自分が読んだ感想を述べてしまう
彼女の求めているものは尊敬する晶からの賞賛
承認欲求を満たして創作をする理由が欲しい
なのに……
#SiO2序章 61.
くさかっちはガチガチの文系女子
敢えて難しい言い回しを好み日本語に込められた細かなニュアンスを読み分けて
自身の作品に活かす字書き
だから作品内には日常生活では使わない言い回しが盛りだくさん
くさかっちの作風は
表現がめっちゃくちゃえげつない官能小説と思ってもらえたら…
#SiO2序章 60.
ぴちぴちサークル部室のこの雑然とした雰囲気は
皆がわちゃわちゃしている時には伝わらない
くさかっちがひとり静かに雑然とした部室にいる光景から
彼女の物悲しさ、寂しさみたいな空気を感じてもらえたらいいなぁ……
晶は昔から活字が苦手
でもくさかっちは晶からの賞賛が欲しい
@27oyik_02abtu FF外の椿さーん(/・ω・)/
多くは語らずお納めくださーい(/・ω・)/
おめでとうございまーーーーーーす(/・ω・)/
#SiO2序章 59.
承認欲求の強い彼女は
自分を誰かに認めさせることで
自分の価値を感じて安心できる
その手段が創作
承認欲求は尊敬する人にほど大きい
他の誰にも認められなくても
あなたにだけ褒められたらそれでいい
そんな人がいる
くさかっちの承認欲求を満たせる人物こそ
先生と慕う晶だった