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いやだ… その先の言葉は もう、聞きたくない
……わたしはみんなみたいに綺麗じゃないから…わたしだって……わたしの手だって、もう汚れてるから。…だから、あの人達に「自分勝手な人殺し」なんて 表立って言えない。 わたしはそんなことを言う資格なんてもう持ち合わせてない
そう言ってあやめおねえちゃんはのあの手をぎゅってにぎってくれた。あやめおねえちゃんの手から…のあの手にぽかぽかがうつって…なんだか少しだけ、安心できた
………どうして貴方が そんな顔をするの。
「……え ?」
あーあ……今になって気付くぐらいなら もっと早くに気付きたかったな。 …………あたし 今 こ んなに満たされてる、の に………
……嘘だと 言ってくれ…………
リビングに着くと ちょうどリビングを出ようとしている茜ちゃんと鉢合わせをした。 …抱えているのは救急箱 だった
…。
…横たわった少女は、満足そうな表情を浮かべていた