//=time() ?>
自分がただのバナナなんだって認めるのがこわかった。
そぼちゃんなら、どんな言葉も受け止めてくれるって、わかってて当たってしまったんだ。
ごめんなさい。追いかけて来てくれて、ありがとう。
(13)
「バナちゃん、どこ?」
そぼちゃんは、バナちゃんに言われてはじめて、たんぽぽになれるとは思っていなかった自分に気がついたのです。ただバナちゃんのがんばりを信じたかったのです。
(10)
「でもぼくはなりたかったんだ、きれいなたんぽぽに。そぼちゃんは、ぼくがたんぽぽにはなれやしないこと、はじめからわかってたんでしょう!」
そう言うと、バナちゃんは森の中へ走っていってしまいました。
(9)