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那乃「あ、す、すみません……! ち、ちがくて……あの、あの――イクちゃんがめっちゃ見てます!!」
美々華「見てるわ。めっちゃ見てるわ。さっきからずーっと見せられてるわお前らのいちゃつきを目の前で」
戒理「……? なにか問題があるのか?」
美々華「あるんだよなああフツーは!!」
#たしかわ
戒理「……変な感じ?」
那乃「これはアレっす、ぞくせいなんとかです! なので――えっと…………えっと……」
戒理「桑折?」
那乃「も、もっかい――ギュってしてもらっても、いーです……っ?」
戒理「ギュ、ギュって……!?」
那乃「あ、あたしも! ……ちゃんと、おぼえてたいんで……」
#たしかわ
那乃「た、確かにアレですね、あたしも先輩に抱きしめられてアレしましたし」
戒理「……すまん、アレというのは?」
那乃「んっ、や、な、なんてゆーか――アレです!」
戒理「そ……そうか」
那乃「そ……そーです」
戒理「……」
那乃「あ……あ~やっぱりなんか変なカンジしてきた!」
#たしかわ
戒理「い、いや…………」
那乃「ダイジョブですか……? あ、まさかネッチューショーとか――」
戒理「違う!」
那乃「……えっと」
戒理「す、すまん……その……どさくさで桑折を抱きしめてしまって…………なんというか、少し火照っているだけだ……」
那乃「――あ、あ~なるほど~!」
#たしかわ
戒理「桑折は出ていたぞ。球技大会優勝は桑折のおかげだ」
美々華「は? 球技大会って……あ、別の話?」
戒理「バスケをする桑折はとても美しく特にシュートを打つ際の……、……」
美々華「……? なんだよ」
戒理「……何でも、ない」
美々華「お前もか!! もーつっこまねーからな!!」
#たしかわ
美々華「は!?!?」
那乃「や、違うの! あたしも試合の後でコーフンしてるせいかなって思ったんだケド、別のときに抱きしめられても同じニオイがしてね!?」
美々華「別のときに抱きしめられた!?」
那乃「……え。あ。話してなかったっけ?」
美々華「よし、ナノの相談のるのもうやめるわ」
#たしかわ
那乃「ぅ~……イクちゃんの鬼……」
美々華「話しだしたのお前だろ――ってそれはいい。抱きついたときにどーしたんだよ?」
那乃「抱きついたとき……その~、なんてゆーか……先輩から……ニオイが、したんすよね」
美々華「ニオイ……? 汗の?」
那乃「や……もっと……えっちなやつ」
#たしかわ
美々華「だ、抱きついたってお前……!」
那乃「や、そこは勢いってゆーか……恥ずいのであんまツッコまないで……」
美々華「これ以上のツッコみどころが控えてることに恐怖しかねーわ……」
那乃「ツ、ツッコみどころとゆーか…………やっぱナシにできない?」
美々華「できねーなぁ!」
#たしかわ
美々華「で? バスケしてる渡世がなんなんだよ」
那乃「あ、圧がヤバいっすイクちゃん……」
美々華「さっさと言え!」
那乃「や~、そのー……先輩に抱きついたときにですね」
美々華「は!? 抱きついた!?」
那乃「も、もちろん試合が終わった後ね?」
美々華「そこはどーでもいいわ!!」
#たしかわ
那乃「あ、先輩……ん? どしました?」
戒理「……幾乃原から聞いた」
那乃「イクちゃんから? なにをです?」
戒理「……桑折が、その……俺を、カッコイイと……」
那乃「そ! それは、ウソ……じゃない、ですケド……」
戒理「……ありがとう」
那乃「……うぅ~イクちゃん……!!」
#たしかわ