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夜があけ、朝陽が丘を明るく照らしました。ついに出発の時間です。ふたりは海をめざして歩きだしました。森を抜ける途中、ズーはエミーにたずねました。「エミーは昨日の夜、どんな願いごとをしたの?」「自分では叶えられないこと」「星なら叶えられること?」「わからない」
#こいぬのズー
【第3章 小犬のズー⑤】
すっと明るい光が流れました。ズーはとっさに願いをとなえました。「海に行きたい!」ズーの願いごとを聞いたエミーは笑いました。「それは星に願わなくても叶えられるじゃないの」
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【第2章 小犬のズー④】
エミーは、丘のてっぺんにむかって転がりました。そこには大きな木がそびえたっています。「今夜はここで休みましょう。木が屋根のかわりをしてくれるわ」太陽が山のむこうに隠れると、ふたりはその木の下で眠りました。#こいぬのズー