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「え?なんのことや?」
君の正体を知っている。そう告げられた彼は慌てたように言う。
彼は話をしようと部屋に僕を連れ込んだ。
君のことは気に入っていたのに...
そう呟き君の中から僕を消す。この世界でもダメか...
最後に見たの彼の姿は____みたいだった。誰だったんだろうか。
「バイバイ」
喧嘩してつい殴ってしまった。次の日に彼からの呼び出し。彼の家に行く。家に上げて貰い飲み物をもらった。それを呑むと彼は不機嫌そうな顔でそう呟いた。
その日から君を見た人はいない。
「安心してよもちろんみんなの記憶から___たから探されないよ。」
まるでわからない。
どうしてあんなものを纏っているのか。これは彼を見ている僕にしかわからない。彼は此方を見ない。まるで僕がいないように...
ああ、関わらなければこんなモノ見なくて済んだのに。そうか、彼は____だったのか。そして僕は________