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こわっぱちゃんは 続けていいました。
「でも 思ったのさ。
おひさまが どんなにすてきな所でも
きみと ここにいるのだって わるくないってね」
かっぱちゃんは とてもとても
喜びました。
それからふたりは
一緒に釣りをして 一緒にごはんをたべて 一緒に歌を うたいました。
もちろん次の日も ね。
「それで、おひさまには 辿りつけそうかい?」
かっぱちゃんは 尋ねました。
「ちっとも わからないよ。
まだ 旅をはじめたばかりだからね」
こわっぱちゃんは 答えました。
翌朝、こわっぱちゃんは 旅だっていきました。
「ありがとう。とっても、たのしかったよ!」
そういって、手を ふりながら。
夜になると、こわっぱちゃんは お話を はじめました。
「ぼくが 旅をしているのはね、おひさまに いってみたいからなんだ」
「おひさまに?」
「ある日、沈む夕日を 眺めていたらね、ふと 思ったんだ。
おひさまって、きっと、あたたかくて、あかるくて、どんなに すてきな ところなんだろうって」