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@takuro__mori #70 約束のお菓子をとっくに食べきったまむだん達は、眠ってしまいました。はろみんを押してきて疲れたのです。
はろみんは空に呟きました。
ここはとてもいい所だなぁ。眺めも良いし最高だ。
そう思わないか?
はろみんのエンジンが ぷぅ と鳴りました。
@takuro__mori #69 はろみん達の勝利に終わったレースから一夜。はろみんはすっかり元の姿に戻ってしまいました。それに走る速度もとても遅くなっていました。日が昇るにつれてはろみんの力は弱まっていきました。
はろみんはみんなに手伝ってもらって小高い丘に登りました。
@takuro__mori #60 高橋がさらに続けます。
オレの骨の半分とチキンの骨を使え。骨格を作り変えろ。オレたちはもう幽霊だ。なんだってできるさ。軽トラのまま走り続けるこたあないぜ。
オレの残り半分は燃やせ。燃料だ。
速そうな低い車体、太いタイヤでいこうぜ。
@takuro__mori #58 チキンとは比べ物にならない密度の高橋の骨が、はろみんに恐ろしい力を与えていました。
高橋の骨がはろみんのエンジンに到達した瞬間、はろみんの体内で大爆発が起こりました。
轟音の中ではろみんは高橋の声を聴きました。とても懐かしい声を・・・
@takuro__mori #56 緑まむだんが高橋の手を掴もうとしますが、間に合いません。
高橋は満足げな笑顔を浮かべて、燃え盛るはろみんの体内に沈んでいきました。よく乾燥した骨が一瞬で炎に包まれました。
緑まむの頭の上でビニール製の頭蓋骨が虚しくユラユラと揺れました・・・
@takuro__mori #55 高橋やめろ~!
はろみんが叫びます。
とおぅくぁはち~!
緑まむだんが救助に向かいました。
高橋は、はろみんの口の中に飛び込みました。
はろみんはその光景をみて、高橋が大好きだった映画を思い出しました。
@takuro__mori #54 高橋が黙ってはろみんの前方に移動し始めました。
おい高橋、お前動けるのか?
おいっなんとか言えよ。高橋っ。
高橋は、はろみんの呼びかけにも応えません。
高橋には話すだけの力は無いようです。黙って動き続けます。
あぁっまさか高橋お前っ・・・
@takuro__mori #51 追いついた!とうとうはろみんはサンタのポノウチェを捉えました。
あっボロい軽トラ!いつの間に追いついたの?
ポノウチェは驚きを隠せません。
おい、ちびすけラストスパートだ!チキンをもっと突っ込め!
このまま追い抜かすぞ!