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塚本晋也『KOTOKO』はホントに凄い。鉄が血の色に染まる映画で涙を流させる。「自分と違う人間を異常な人間として描かない」と言うのは簡単だけど、それを作品に出来る人がどれだけいるのか。寄り添う、のとはまた違い、そこからも突き抜けて水中から水面に出て呼吸する瞬間を掬い取るのがまさに映画。
松本大洋『ナンバーファイブ 吾』読み返してるんですけどページ毎に笑うほど漫画描くの上手すぎてですね。「ヒーロー」がアイドル化、マスコット化、マーチャンダイズ化した世界で息も濁るような暴力と殺戮、権謀術数。ある意味これも『ウォッチメン』とか『ザ・ボーイズ』に連なるような作品ですよね
『15ミニッツ・ウォー』大傑作。これ系の映画で一番大事なのは会話の妙。軍人同士は勿論、冒頭のバス運転手と子供らの何気ないやりとりだけで絶対良い映画だと確信させ、その上で最も肝心な所は台詞じゃなくアクションで示す。各隊員のキャラも最高で、一人も死んでほしくないと思わせてる時点で勝ち。
『水野と茶山』読んだんですけど、『義兄弟』のハンギュとジウォン、『The Witch/魔女』のジャユンとミョンヒ、そして『コオリオニ』の鬼戸と八敷が居るわたしの大切な“ふたり”フォルダにまた凄い“ふたり”が加わっちゃったな…