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トワの涙を拭おうと、無意識に伸ばしていた指に呆れる。これは本物ではない。ホログラムだ。涙など拭えないことは、端からわかっていたはずなのに。
天華原作小説2話『偽極彩色』Chapter4より。(あさお)
『「じゃあさ、次はお互いの好きなものを描こうよ!」
祠のホログラムを抜けた先に広がるのは、あまりにも日常的すぎる光景。馬鹿みたいにニコニコ顔のトワが、ダナエとお絵描きに興じている。
』小説「疑極彩色」chapter3より(あさお)
コミティアスペースでてました〜。今回はジャンルをまんがにしましたので、初参加の気持ちで頑張ります!新刊はまんが本を予定してます。色々試しながら作ってます!表紙予定イラストをちら見せ(T)https://t.co/VmQYVz2dHj
『「だから今は、俺の言う通りにしろ!」リンの悪ふざけ以外で声を荒げるユキは珍しい。この男が冷静であるはずがない。むしろ、目の前でトワを人質に取られたユキが一番責任を感じているはずなのだ。』原作小説二話「偽極彩色」chapter2より
『にやり、と口角を上げて笑う男が突きつけたのは、黒光りする拳銃。それが偽物か本物か、ましてや脅しか本気かの区別もつかないトワは、こめかみに突きつけられた凶器にただ震えることしかできない。』原作小説2話「偽極彩色」chapter1より
『ゆっくりと振り返れば、相変わらず不機嫌そうな顔の男が、闇色の傘をくるりと回していた。「お客さん、今なら大特価セールだ。報酬はそこの蝶金魚一匹。どんな依頼でも引き受けてやるけど、どうする?」』小説「百年金魚」Chapter6より。
『右手にハンドル、左手に煙草を持った美女が、ウインクをしながら「ね」と同意を求めてくる。今時、自動車は全てオートメーション化されているというのに、この美女は何故か手動にこだわっているらしい。』小説「百年金魚」chapter4より。
『「人も金魚も関係ない。生き物はいつか必ず死ぬの。トワはちゃんとわかっているから、大丈夫だよ」金魚の死骸が入った袋を握り締めて、へらりと笑う少女。これは、泣きそうなのを必死で隠している笑い方。』小説『百年金魚』Chapter5より。
『「ほら、ぼさっとしない。さっさと荷物をまとめて行くわよ」
「は?」
「昨日言われたでしょう。明日テンカを連れて、もう一度林檎庵を訪れるようにと」』
天華原作小説「百年金魚」第1話chapter3より。(あさお)
深夜に失礼します~!ものすっごく遅くなりましたがコミティア115、おつかれさまでした!スペースに足を運んでくださったみなさんありがとうございました!!そしてもひとつチコクですが・・・バレンタイントワちゃん投下しておきます!(あさお)