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カラミ煉瓦は各地の鉱山跡に見られる。それらは立方体や五角形だが、尾小屋には六角柱形状のカラミがあり、資料館によると世界唯一のもの。「亀甲カラミ」と言われている。鉄とケイ素からなるカラミ煉瓦の独特の鈍い光沢が、残雪の白い絨毯から顔を覗かせて、自分にだけその美しさを見せてくれていた。