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「ゴブリン・マーケットの金と銀、その他」試論集をまとめています。
金いろの菫、ゴブリン・マーケット、花売りの娘
泉に消えた妖精、風の精シルフィード、死せる花嫁
交換/交感、異界/破壊を生きる詩人たちの物語
バレエ『コッペリア』も、どこか怖くて奇妙な幻想物語が背後にあります。コッペリウス博士が作った自動人形コッペリアがベランダで本を読んでいます。手を振っても応えないので、人形と知らないスワニルダはちょっと怒ってる。人形に恋する男の狂気を描く、ホフマンの『砂男』に基づき書かれた台本。
来年は丑年なので牛の絵を描きました。チロル地方の「牛追い祭り」をモチーフに。
文学ではどんな作品が?「牛をつないだ椿の木」
山の中の道のかたわら に、 椿 の若木がありました。牛曳きの利助さんは、 それに牛をつなぎました。
炉辺でおばあちゃんの民話を聞いているようなひなびた味わいです
バレエ演目で人気の『くるみ割り人形』。ホフマンの原作では、感受性の強い優しい女の子が、壊れた人形を思うあまり夢の世界に入り込み、とうとうその世界に旅立ってゆきます。見方によってはとても怖い物語です。可愛さと怖さがひとつになった幻想小説です。
ゴブリン・マーケットにようこそ!
-- おいでよ買いに いらっしゃい
ぼくらの畑のくだものを
リンゴにマルメロ
レモンにオレンジ
傷なし つやつやサクランボ
メロンに木苺
ふんわり頬染めた桃
こんがり日焼けのマルベリー
のびのび育ったクランベリー
ミニリンゴに青い木苺
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