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早稲田松竹でユーリーノルシュテイン。『話の話』という切り絵の短編アニメは、生涯トップ10に入るかもしれない。神聖さをまとった悪夢のような世界で、血塗られた戦争、絶望のうちに死んだ人々の上に自分は生きているのだ!と強烈に認識する。人の世のかなしみが、わずか29分の中に凝縮している。
ももちの世界『ハルカのすべて』 ドア、風、生活で聞こえるすべての音を"声"で表現。その美しい協奏に、心奪われました。大勢の出演者は常に舞台上にいて、あるひとりの記憶をシームレスに駆けめぐる。戦争やジェンダーディスフォリアにも踏み込みながら、時空を越えていく。こんな演劇があったのか!
京都シネマ 『わたしは光をにぎっている』 人は老いる、都市は変わる。それを諸行無常と嘆いても始まらないから、主人公は自分にできることだけを実行した。"光"は希望の代名詞としてより、私たちの決して美しいとは言えない日々の暮らし、そのちっぽけな生活の灯火こそを、礼賛込めて"光"と呼びたい。
国立映画アーカイブ『逆噴射家族』 家族はもう崩壊した!と言った小津の『東京物語』に対し、んなもんぶっ壊して更地にしてまた作り直せばいいだろ!と答えた石井岳龍のこの映画。 何が凄いって、本当に物理的にぶっ壊す!家族は戦い合い、家は倒壊。それでも『東京物語』への温もりあるアンサーなのだ
昨日は神楽座で『米軍が最も恐れた男〜その名は、カメジロー〜』を観た。 観終わった後、とにかく「沖縄行きてえ!」と思った。 私の目下の課題が"基地問題をちゃんと知るということ"でして、1回くらいは間近で見て感じたい!と強く思った。 しかし瀬長亀次郎さん、ホントいい顔してたなぁ。