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「…(ため息をついて)」
33,志蒼の【まとめ】
「自分たちに縁のある人物も、自分たちが元居た世界でコロシアイに参加させられていた…。
そしてコロシアイ自体はそれだけにとどまらず、あの広い図書館を埋め尽くすほどの回数行われているってことだね」
「あの時は……」
志蒼の【証言】
エァリちゃんが方凪さんに襲われているところ見つけて止めに入ったんだ。興奮していたみたいで落ち着く様子は見られなかった。そしたら急にグングニルが振ってきて方凪さんが串刺しになってたんだ。
「えーっと…」
6,志蒼の【証言】
「その時間帯なら優花ちゃんと話してたよ。その時に廊下の端を歩くビーチェちゃんを見かけたんだ。部屋の戻ろうとしているみたいだったね。
そのあとは、乃種ちゃんに声をかけられて療養室に向かって火事を発見したんだ」
「そのことだったら……」
2,志蒼の【証言】
「僕と乃種ちゃんは一足早く火事に気付いて僕は火の中ロキミアさんの救助に向かったんだ。
その時絶望病だったなら発熱で意識が朦朧としていたのかもしれないね」
「状況からして……」
4,志蒼の【推理】
「ティーポットに入ったお茶とカップのお茶は同じものの可能性が高いね。犯人はティーポットの方に毒を仕込んでいたのかもしれない」