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男女の双子が心中した人間の生まれ変わりという迷信が有名なんだけどね、来世に期待して心中する時ってね、「決して離れぬよう」にと願いを込めて、互いを紐か何かでぐるぐる巻きにして水中に飛び込むの……それをね、思い出してしまったや。
そして、これに匹敵するレベルで年老いた縁壱も格好いいと思う。朽ちかけた巨木を連想させる佇まい、それでいて、一度腰の刀に手をかけると全てを圧倒させるだけの威圧感。立ち会った相手が、蛇に睨まれた蛙のようになっちゃうのもわかる。空白の六十年の謎って解明されるといいね。