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この手の表現を使ってない例でいうと昔描いたこのアナスイ
暗い所にいっぱい手数を入れる事しかやってないので、画面に「抜き」が足りなくてクドいですね~
鉛筆デッサンで言う所の「ねり消しで紙の表面を潰しながら消して奥行きを出す」みたいな表現を簡単にやるために使っている手なのです
例えばこの2点だとさくやの振袖や尻尾、酒呑童子はズボンの皺とかに使ってます
空気遠近(遠くにある物の方が薄く、寒色に寄った色になる)と組み合わせて使って、嘘っぱちで濃い色ばかりを使うことなく画面の中に奥行きを作る事ができるんでおます