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アイナ「それで【ならいっそ人型するか。見栄えもいいし】という話なって――」
イヴ「そ、それで人型にしちゃったの……?」
アイナ「しちゃったようだ。……ま、資源枯渇で遠距離攻撃の手段が減っていたこととか、厳密には他にもいろいろ要因はあるんだがな」
アイナ「話によると、その開発初期にはお前が言ったような浮遊型や多脚型の案もあったらしいんだが、飛ばすと燃費が悪い上に地上の制圧が面倒だし、足も2本で十分バランスが取れるんだから2本でいいだろということになったんだ。別にその辺の技術が封印されたわけでもなかったからな」
アイナ「いや、半分本当だ。いいか? まず前提としてだが……、あらゆる兵器は黄金時代に一度、自立型AIの操る無人兵器の登場で廃れたんだ。だがそれもナノマシン事変によって高度なAIが封印されたことで廃れ、何千年かぶりに人間が操縦する物に戻さなければならなくなった」
アイナ「ああ、それか。それはだな……、その方がカッコいいからだ」
イヴ「へぇ、そうなんだ――、って、ええええ!? う、嘘でしょ、アイナさん?」
【人型】 #uq_talk_st
イヴ「アイナさん、前から気になってたんだけど……、ティアブレイドみたいな2足歩行の人型兵器って、どうして作られるようになったの? 普通に考えて、犬みたいな4本足の方が安定させやすそうだし、そもそもいっそ飛ばしちゃえば足なんて必要ないし」
クレイドル「……ちなみに聞きたいのですが、夏の次で冬の前の季節は?」
イヴ「え、暑い夏と寒い冬の間でしょ? ……………………春?」
クレイドル「あなたの記憶能力はいったいどうなっているのですか……?」
クレイドル「340年前の【星型のガラス片】は?」
イヴ「そこに置いてあるよ」
クレイドル「403年前の【人形の手】は?」
イヴ「えっと、ほら、あったよ」
クレイドル「616年前の【枚数の足りないトランプ】は?」
イヴ「クレイドルの隣」
クレイドル「ほほう、そうですか。ではそれが真実か試してみましょう。……100年ほど前にあなたが拾ってきたあの【欠けた歯車】はどこにありますか?」
イヴ「これだよね?」
【記憶力】 #uq_talk_st
クレイドル「イヴ、ゴミを拾って来るのもほどほどにしてください。もう足の踏み場もないではないですか! 捨てるなというならせめて整理してください」
イヴ「ゴミじゃないもん。それに整理ならしてあるよ。どこに何があるか、私はちゃんと分かってるし」
エルゼ「まともに戦うとさすがにもう団長には敵わないと思いますけど、巧さだけで言えばまだ1番じゃないですか? 実は先代様もあの人には1回もちゃんと勝ったことがないらしくて……。まぁ、【相性の問題だ! 撃墜数はワシが上だぞ!】って本人言い張ってますけど」