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⑨カナカナ
まっすぐでおバカな元ヤン正直と心が読める大人びた幼稚園児カナカの擬似親子物。大人びざるをえなかったカナカが時折りみせる子供らしさが微笑ましく、西森先生得意のクソみたいな悪役からのカタルシスも健在。持ち味を活かしつつ、ほのぼのとした家庭を描いた作者の新境地。
⑦神のまにまに
善良な両親、自死を禁ずる母との約束、村に訪れる危機、神にすがる一進。与えられた物は守りたかった両親と村の皆殺し。滅んだ村。
自死できない一進は死なない身体─神となっていた。
完璧な村焼き。神殺しの動機と力の取得。人にも神にも追われる立場。善良な主人公。王道少年漫画。
②トリリオンゲーム
何も持ってない学生コンビが1兆$稼ぐためには…。ハッタリの効いた掴みから展開する池上遼一作画のオスの色気とバディの魅力。稲垣理一郎原作の理屈っぽい弱者の戦略、一欠片の才能と意地。
原作・作画のキャラメイクの長所が十全に活かされたシナリオが気持ちいい。
①メダリスト
不器用な子供であるいのりのひたむきさと、それに向き合う司の誠実さがストレートに心を撃ち抜くフィギュアスケート漫画。
自分にはこれしかないという情熱がほとばしり、その真摯さに胸を打たれる。いつしか親のような目線でいのりの成長をみつめて涙せずにいられない。
@soumakurobe 真面目におすすめなら小学館漫画賞受賞で笑えて熱い「うっちゃれ五所瓦」か「ヤマト猛る」
変化球なら近未来SFサイボーグ相撲バトルの「五大湖フルバースト」と力士×ジゴロというキメラを産んだ「どす恋ジゴロ」