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ヒガラさんは悠斗くんに殴られ抵抗もなく地面に倒れていたが、鬱さんが言葉を投げかけたことで再びバットを手にした。鬱さんを何度か攻撃したものの、最後は撃たれて死んでしまった。
再び悠斗くんとヒガラさんが舞台に立った。悠斗くんは抵抗なくヒガラさんに胸を刺される。痛みを灯す表情を浮かべぬままスコップを振り上げ、ヒガラさんを殴った。短かな時間の後糸が切れたように倒れた悠斗くんは、後悔の見える表情をして目を閉じた。
舞台に立つ裕英さんとなこさん。なこさんは裕英さんを1度躊躇なく撃てば銃を捨てた。1箇所の傷から大量の血を零すには時間を要し、要した後裕英さんは息を引き取った。
今度はミルクティーさんが1人立っていた。怯える彼を鬱さんが薙ぐようにして刃物で傷つける。場面が変わり、苦しむミルクティーさんに蕉雨さんが近付いて……
幕が開くと広がる舞台にみくるさんと裕英さんが立っている。先程遊戯さんを殺したみくるさんは戸惑うことなく裕英さんを見つめる。殺されることに抵抗もない様子で、最後まで笑顔で死んでいった。
今度は鬱金色の幕が締められたまま、残る小さな舞台上に冴さんと碧葉さんがいる。俺の知る彼女ではない彼女が、泣き叫び地面を這う冴さんを愉快に見下ろしていた。
次に立つのは遊戯さんとみくるさん。柔らかい雰囲気を持つみくるさんはバットを遊戯さんに命中させる。遊戯さんが途中、みくるさんに訴えかけているようだったが音声が混ざって聞き取れなかった。