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にっちゃん
お兄ちゃん的にな、そのスリットはちょっと……
だってそのさ、にっちゃんはまだ高校生だろ?
そういう視線を向けられることに慣れるべきじゃない、ってお兄ちゃんは思うんだ
ち、違うんだ!お兄ちゃんはそんな目で見てないんだ
キモいなんて言わないでくれ、にっちゃん
お兄ちゃんはただ…
ささまるの脳裏に溢れ出す「挙式前に『……本当に、良かったのか 大学だって行きたかっただろ』と問うと少し俯いてから『…最後は私が決めたことなんです それに、勉強は貴方の側でも出来ますから』と無限に広がっていたはずの未来への寂寥を滲ませながら微笑む4歳年下の許嫁・風野灯織」の記憶――。