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【予告】
「必ず迎えに来るぞ! 絶対に! 絶対だからな! 」
「ほら、もふもふなの!」 無邪気に巨大な黒猫に抱きついて見せたララ。
ベッドの隣には檜山が椅子に腰 掛けており、奥には医療道具が 入ったであろう木箱を抱えてい る結城がいた。 結城は道具を棚 に戻し、メガネを指で押し上げ ると近くにある椅子に座る。
「ボクは虚飾の魔女、フリュー ゲル」
プラネタリウムのような、上も下も夜空という異常空間。 どこを見ても、山も、森も、 当然人工的な建築物もない。 地平線まで続く星空がぐるりと世界を囲んでいる。
「馬鹿だなぁ。」
台車から一度手を離し、箱の上に置いた紙袋を手に取る。 「うむ、どれも割れていないな。」
「おれ、お使い行きたい!」 「私もお手伝い出来る事があればやりたいな!」