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「シアターカフェ」で上映が始まった『ネズラ1964』。あまり予備知識がなく観たが、東宝の『ゴジラ』に対抗して、大映が1965年に作った『大怪獣ガメラ』の、前年の幻の怪獣映画『大群獣ネズラ』の制作秘話のような不思議な作品だった。先日名演小劇場で大映の『大魔神』(1966年)を観たばかりだった‥。
シアターカフェで東海林毅監督の短編映画4本上映と、監督のトランスジェンダーをめぐる、密度濃いお話が聴けた。映画もお話も本当に良かった。監督のチャリティ企画というのも感じ入った。『老ナルキソス』に出てくる絵本を実物にしたという冊子もサイン入りで入手。『片袖の魚』も、ぜひ観たい。
『中日新聞』読書面に、蔵前仁一の新刊『インド先住民アートの村へ』(旅行人)の記事が。巻頭の「インド先住民とは何か」は、彼の思いのこもった小文だ。15年にわたりインド各地の先住民の住む村を訪ね歩いて集めた家々の素朴な壁画の写真集。「インドの田舎ほど安全で旅がしやすいところはない」のだ。