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城ニパンイチの謎
それにしてもジュンは美人だなぁ #劇場版インフィニティフォースまでにガッチャマンを全話観る
ここまで来たら城笑も描くよね
鉄笑って、少年少女の無垢で純粋な、侵し難い雰囲気があるよね。
「眼鏡貸して」 眼鏡の無い城ニの目はいつもと同じ、優しい、けれどどこか遠い目をしていた。 (レンズが無くても同じ…か) 彼はきっと、今と同時にかつての世界にも想いを馳せている。 「いつかそのままの目で私を見てね」 言葉の意味がわからなかったようで、彼は少し困ったように微笑んだ。
「左があるから大丈夫さ!」 彼の右眼が光を失っていると知った時、武士はそう言って笑っていた。 辛いことがあるほど彼は笑う。きっとずっとそうやって過ごして来たのだ。 「ねえ、今日からこっちが私の場所ね!」 と私は彼の右側に座る。これ以上誰も、何も、彼から奪うことがないように。
「健」 「うん?なんだ?」 この言葉の先を聞いたら彼はなんて答えるのだろうか。彼の言葉には嘘が無いから、きっと思ったままを答えてくれるだろう。 答えを聞く勇気はまだない。 「……ううん、なんでもない」 この言葉の先がそう遠くない日に音を持つのを、私は感じている。
鉄也の手はいつも冷たかった。 触れると互いの体温が交わって、ゆっくりと同じ温度になっていく。 2人の境界が曖昧になるその瞬間、彼の心にも触れられるような気がする。 (ありがとう鉄也) 握る指にそっと力を込める。 (僕こそ…) と私を見つめる彼の目がそっと緩んだように見えた。
そろそろバケツ塗りから卒業したい。
やめよう!