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友と語る瞬間にだけ浮かぶ、架け橋のような故郷の記憶。緑の稲穂の風を纏いながら異国の冷たく白い雪を浴び、その地を知らぬ家族に惑う。思うだけで胸に秘め、語られざるこの思い。唄の中に故郷を見れば、冷たい風の中に聴こえるは懐かしいあの人の声ー。『ベトナムを懐う』2019.7.14 出町座にて
昨日河原で夜更けまでとても良い時間を過ごした結果5時間睡眠で映画2本とトークになだれ込んだのは楽しかったけど体力的にあかんかった。けれども今日は美しい。まずはよく寝よう。
息を大きく吸い込むのは思い出の海に沈むためじゃなく次の波待つ為に潜るため。光で輝く水面に目を開いて浮かび上がろう。手を伸ばして触れる空気に、新しい世界が満ちている。続く世界に、きみがいつでも満ちている。さぁ、息継ぎしてー。『きみと、波にのれたら』2019.6.25 TOHOシネマズ二条にて
スクリーンの中で光が産まれた瞬間、きっと私も映画の中の人物達と同じ顔をしていた。映画館の暗闇の中モノクロの美しい映像は、瞬く白い光となって客席の私達を同じようにあたたかく照らす。映画は一つの光。お茶目で、可愛くて、甘辛に。共に照らされる喜びを。『私の20世紀』2019.5.26 出町座にて