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「ありがと。それじゃ、これは距離が縮まった記念ってことで――」
彼の頭に手を回して引き寄せて――。
「――なっ!?」
「えへへっ♪じゃ、またね!」
「は、颯!?」
慌ててる彼を置いて階段を駆け下りる。
「距離、縮めちゃったなぁ」
おわり
意中の先輩から「今週の休みに好きな子を花見に誘いたい」と相談を受けた颯。颯はそれなら下見も兼ねて放課後自分と一緒に行こうと提案した。二人で見る桜は綺麗なのに、彼の目は自分じゃない誰かを見続けていて――。
「――ね、先輩。頑張ってね」