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春の夜風を浴びながら、静かに杯に口づける。 たまにはこうして、独りで黄昏れるのも悪くない。 「ふふっ、珍しく酔いが回って来ちゃったかしら?」 過去に想いを馳せる私の杯に、桜の花びらが舞い落ちる。
幻想郷の賢者……のはずだが、幻想郷で何かが起きると、 真っ先に疑われるのは大抵私だ。 万能ともいえる能力と、正体不明がゆえか。 単純に、日頃の行いのせいともいえる。