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物心つく頃から兄と共にいた 海賊船船長だった兄と
兄弟仲とても良く彼女は兄が大好きだった
兄が海賊というだけでドロッセルは海賊ではなかったがいつしか彼女は兄と同じく海賊となりたいと思うようになった
母が死んだ 瘴気に当てられて 自分は何故か無事だった
この時彼は11歳 ひとりぼっちになってしまった
始めて山から下りた 流れ流れてたどり着いたのは孤児院施設 そこで彼は余りにも無表情過ぎる為不気味がられていた
裕福な家庭で生まれた彼は5歳の時料理中の母親を悪ふざけで驚かせた とても驚いた母親は手に持っていた包丁を勢いよく真上に投げ、サトヌスの左目を突き刺した
死人と化した状態でも未だ意識が保っていれたのはひとえに生への渇望ゆえ そんな彼女の心が常人では行けない所へたどり着いた 神樹の化身がいる 神秘の花園だった そこで彼女は神樹から命の花を宿らせてもらい一命を取り留め今に至る