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「はい。お呼びでしょうかご主人様。なんなりとお申しつけください」
「やれやれ。 ようやくこの生活にも慣れてきたと思っっていたらまたおかしなことになったな。 まったく平穏が恋しいぜ」
「どうかしましたか? 悪魔祓いのお話でしたら向こうの方でお聞きしますが」
「なんだい? 私はこれからこの手に入れたばかりの珍しい書物を読み通しに行くところなのだけれど…」
「俺はあくまでアレイ様に仕えているんだ、それ以外の有象無象に興味などない」
「…何? 眼鏡ないと結構きついんだけどー? 満足したなら返せよー」
「隊長ですか? あの方は常に多忙の身故なかなか捕まらないかと思われます。 私で良ければ代わりに要件をお聞きしますがどうかされましたか?」
「え、えっと…その…お花…いりませんか…誰か…」
「さあさ、ご覧ください皆様、これは種も仕掛けもございません本当の魔法のようなもの。 今その奇跡をとくとお見せしましょう、どうか皆様お目を離さずで」
「えっとね、僕は白兎黒斗、ていうの。よければ僕と友達になって欲しいなっ」