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「ははっ僕の番だね!伊藤さんだよ!110(いとう)番っつってね!!正義の味方になりたいのさ!
えぇ?なぜ正義を求めるのかって?そんなのは愚問だね。
…答えは簡単。私は正義を持っていないからさ。」
「千種 優斗です。自己紹介って言われても、何を言えばいいか困るけれど。
だって、君に覚えていてほしい僕の情報なんて無いよ?どうせ、すぐに忘れてしまうでしょう。ああ、心配しなくて良いんだよ。
だって僕も、君のことを覚えるつもりは無いから。」
「名前はカイ。大人びているとよく言われるが、まだ小学生だ。右目のことは放っておいてくれ。
そんなことより、俺のタッグ、ドッペルについての話をしようじゃないか。
ドッペルは優しくて、強くて、良い奴だ。頼れる相棒だよ。ドッペルのいない生活は、今では考えられないな。」
「お、来てる来てる!桜山ガクです!
おまえも実験やる?科学って楽しいよ!世界のことを沢山知れる。世界は素晴らしいんだよ!
はぁぁ、君のことをもっと知りたい…。」